事業内容

業務内容

焼付塗装とは
金属の表面に塗料を塗布し、高温 (100℃~200℃)で加熱することにより塗料を硬化させる塗装方法です。
自動車部品、シャッター、スチール扉、アルミサッシなど高い耐久性を求められる分野で広く利用されています。
下地処理から塗装・焼付・検査まで、すべて自社工場内で完結。
取り扱い焼付塗料の種類
・メラミン樹脂焼付塗装
・アクリル樹脂焼付塗装
・ウレタン樹脂焼付塗装
・フッ素樹脂焼付塗装
・エポキシ焼付塗装…などがあります。
メリット
熱を加えることにより塗膜が表面と結合するため、表面に強固な塗膜を形成することで、 強度も保て、防汚性・耐候性などに優れています。
さまざまな調色も選択できるためデザイン性も広がり、外観的にもきれいに仕上がります。
塗膜の乾燥・硬化が早いため、短納期も柔軟に対応可能ですが、その時の込み具合にもよります。
※サイズが大きい製品などもお気軽にお問い合わせください。
焼付塗装が出来る素材
鋼製鋼板・ステンレス・アルミ・真鍮
焼付塗装が出来ない素材
プラスチック・木材・ビニール
※焼付塗装が出来ない素材は、ウレタン塗装を行います

設備

  • 写真
    作業ブース
    ×奥行×高さ
    13000×10000×7950
  • 写真
    塗装ブース
    ×奥行×高さ
    4450×4700×3400
  • 写真
    乾燥炉
    ×奥行×高さ
    4000×4500×3400

当社では、表面処理・脱脂・塗装・焼付・検査の全工程を自社工場にて一貫して行い
安定した品質の焼付塗装をご提供しています。 サンダーがけから仕上げまで丁寧に行うことで、耐久性・美観性に優れた塗膜を実現しています。

作業工程

1)サンダーがけ
金属表面の サビ・汚れ・旧塗膜・細かな凸凹 を削り、塗料がしっかり密着する“きれいな下地”をつくる作業です。
2)パテ処理
金属製品の表面にある “キズ・凹み・溶接跡・段差” などを 埋めて平滑にするために、パテ(補修材)を塗り、整形して表面を整える下地処理 のことです。
焼付塗装は仕上がりが非常に滑らかでムラが出にくい分、 下地の凹凸がそのまま見えてしまいやすい ため、パテ処理は重要な工程になります
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3)シンナー拭き
塗装前の最終的な油分・汚れ・ホコリを除去するために、シンナー(溶剤)で製品表面を拭き上げる作業
※塗料の密着性を高め、仕上がりのムラや剥がれを防ぐための最終脱脂工程
4)塗装
光沢・艶に合わせて塗り方を工夫し、膜厚が均一になるよう職人技で、丁寧に仕上げております。
5)焼付
・焼付炉で 140〜200℃ほど に加熱し、塗膜を硬化
・製品の材質や塗料の種類により温度・時間を設定
・高温で化学反応を起こし、硬くて丈夫な塗膜が形成される
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6)冷却・仕上げ
・焼付後は炉から取り出し、自然冷却
・表面にキズがないか、ムラがないかを目視確認
・必要に応じて軽い手直しや再焼付を行う
7)検査(品質チェック)
・色味の均一性 ・膜厚測定 ・外観・傷・ムラの有無 ・密着性/硬度チェック
8)梱包
・傷がつかないように保護材(エアーキャップ・干渉材・梱包ラップ・毛布等で製品同士の衝突を避けるようにしております)で梱包
・梱包方法はお客様のご希望に添えるよう打ち合わせをさせていただきます。
9)配送
九州管内であれば、自社便で引き取り納品を行います。(運送費は別途となります)
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